痛風(つうふう、gout)とは高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患である。名称は、痛みが風が吹くように全身を移動することから命名された。
痛風における関節炎は、関節包内に析出した尿酸の結晶に対する炎症反応である。従って、高尿酸血症がその原因の一つであることは間違いない。ただし、高尿酸血症の患者で、実際に痛風をおこす患者はごくわずかである。
そこで、痛風を起こすことになる直接の原因は別にあるとする考え方も存在する。米国で、高尿酸血症の患者に尿酸値を下げる薬を処方しないのはその考え方に基づいている。実際、痛風は、高尿酸血症の治療薬によって急激に尿酸値が低下したときにもおこることがある。
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